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cucin amica

鏡餅でかきもち

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夏の終わりをさみしく思うことは無いが、
お正月休みの終わりは、本当にさみしい。
親族が集まり、そしてその手には、
ここに居る人を思い持参する数々の美味しい品々。
だったらこのお酒を合わせよう!と誰かが栓を抜き、
だったらこれも合うんじゃない?と封を開ける。

手作りのおもてなし料理に加え、
高価で小さな瓶や品格のある紐をしつらえた箱がどんどん開けられる。
美味しさに唸り、可愛さに歓声。
あの雅で煌びやかな時間は、お正月そのものだ。
朝からのお酒を咎められず、
飲んでる姿さえ微笑ましい。
なんて平和なんだ!ありがとうございます!と、叫んでみたりする。

そして。ひとつ、またひとつと行事が終わり。
オットの仕事が再開し、学校が始まる。
私はまだ冬休み中だけど、新作メニューを考えたり、
日々の整理が出来ていない確定申告の準備に追われたり・・・。

でも、本当にお正月休みが終わったんだな~と実感するのは、
鏡餅で作る『かきもち』を揚げている時だ。

実家の手製の鏡餅を神棚から降ろし、
ヒビの大きく入った部分から分解し、小さなカビを取り除く。
竹製のザルに広げて、日中は寒風に晒す。
翌日にはさらにヒビが入り、またそこを分解。
また寒風に晒し・・・ヒビ、分解・・・晒す・・・を何日も繰り返す。

鏡餅の水分がすっかり飛び、手頃な大きさになったら。
いよいよ油でじっくり揚げる!

揚げたての熱いうちに、醤油をひと回し。
かきもちから「ジュ~」っと音がしたら最高!!
台所に家族が何度も来てはひとつ口に放り込む。
「あちち!美味しい~~~」
揚げてる傍から何度も食べに来るもんだし、揚げてる本人も食べちゃう。


お醤油の付き過ぎたところと、ついてないけど香ばしいところ。
美味しいかきもちの弾む音を聞きながら、
お正月の終わりをさみしく感じるとともに、
また一年が始まることに感謝するのだ。










 
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川越散策

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息子の学校が通常授業になり、私の生活も始まる。
cucin amicaも恒例の冬休みとなり、1月2月は勉強期間。
さーて!
会いたい人に会いに行くぞー! 作りたい料理を食べに行くぞー!

今日は友人から、『川越散策』の嬉しいお誘い♪
少しでも長く散策できるように、朝早くからの待ち合わせ。

まずはモーニングを食べに。
友人が選んでくれたのは『TOP SECRET CAFE』。
可愛い植栽の店構えがとっても素敵。
あのエッグベネディクトをふわふわのパンケーキを合わせるなんて~。

ほのかに甘さあるパンケーキは、ふんわり。
半熟卵にオランデーソースとカリカリのベーコンが合う!合う!

私の知ってるモーニングと言えば、4枚切りの食パンが斜めにカットされ、
茹で玉子と小さなサラダ・・・だったけど。
イマドキはこんなにオシャレなモーニングなのね~^^:








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友人との楽しいおしゃべりと可愛いモーニング。
沢山歩いて、次のお愉しみはランチタイム♪
とは言え、お店を出てから40分ほどしたところで彼女のおススメのうどん屋さんへ!
手打ちうどん 長谷沼
さっきまでモーニングを食べていたけど、それは朝食。
時計を見れば11時半。お!ランチタイムだね!

打ち立てのおうどん。大大大好物のおうどん。
私の胃袋と同じくらい食べることを楽しんでくれる彼女に感謝^^
やはり『友』は良く食べる人が最高!!

かつお出汁の利いたつるつるのおうどんには、
紅生姜天と鶏天を合わせる。
夜はお酒のおつまみも充実しているようで、
メニューの「もつ煮込み」が食べてみたかった~。






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氷川神社を参拝し、おしゃべりしながら次なるお店『banon~バノン』を目指す。
こちらの『banon』は、とても素敵なお店。
初めてこのお店を教えてくれたのも彼女だった。
小さな店内は小さな可愛いが溢れている。
空間端々に、目線の先々に、小さな窓枠に。
思いもしないような淵にまで小さな可愛いがあるのだ。

私はレモンタルト、彼女は苺のロールケーキを注文。
トッピングについた『おいり』に思わず、
「懐かしい~!香川のおいり!」と口にする。
9年前に一緒に行った香川旅行。
金毘羅さんへの参道で食べたかわいい『おいりソフトクリーム』。
雛あられを丸く大きくしたような見た目と、薄い甘さのおいり。
こんな風にケーキにあしらわれて、またまた可愛い。







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私はスパイスジンジャーエール、彼女はbanonソーダを注文。
『banonソーダ』は、なんと自家製カルピスだと言う。
ひとくち貰うと、爽やかな酸味が美味しかった。


可愛い店内を見ては、可愛いを見つけてはしゃいだ。
息子の帰宅に合わせ、14時タイムアップの私のせいで、
彼女にも小走りの散策をさせてしまった。
それでも、彼女の抜群なセレクションのおかげで、
数時間の間に3軒のお店を回り、三食しっかり愉しんだ。

やはり、楽しもうと思えば短時間でも愉しめるのだ。
そして、食べようと思えば短時間でも食べられるのだ。











 
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手芸男子

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7歳の息子は、すっかり手芸男子だ。
私と言えば、家庭科の宿題でさえままならず、
ヤングだった頃に流行った「彼氏に手編みのマフラー」など、
当然編んだことなど無い人間だ。
針と糸に最も遠い女子と言っても過言ではない。

なのに息子は年長さんの頃から、毛糸をグルグル巻いてボンボンにする器具を買い、
クラスの女子にヘアゴムを作ってあげたりしていた。
その真剣な姿は、「よ!職人!」と言いたくなるほどだった。

最近では私の実家に泊まりに行き、
おばあちゃんと一緒にぬいぐるみを作ることに燃えている。
デザイン画を描き、パーツを一つ一つ切り、綿を入れ、
でかでかと縫い上げる。
細かい縫い合わせや刺繍はおばあちゃんの手を借りたらしいが、
夜11時まで夜なべし、朝6時前には再開すると聞く。

初の作品はこちらのかわいこちゃん♪
親バカ承知で書くが、初めて見た時はかわいくて驚いてしまった。
『かわいいねずみだね!』伝えると、
八の字眉毛の地蔵顔で『これはウサギだよ。餃子耳のさ。』と言った。
ほほぅ。




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こちらはモモンガファミリー。
キュートな三人家族に思わず微笑む。

『次はこの生地を合わせようかな・・・』
真顔で生地と生地を合わせながら色合いを見る姿。
その配色のセンスに、心の中で「おっ」っと思ったり。



ついつい口うるさく勉強と勉強と言ってしまう日常。
ついつい大切なことが見えなくなり、欲深い期待をしてしまう子育て。
円らな瞳でこちらを見るぬいぐるみたちが、
「お勉強より大切なことがある」
そんな風に言ってる気がして、
口うるさくするのはやめよう。と心に思うのだ。

・・・・すぐ忘れちゃうんだけどね^^:









 
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2020年!今年もよろしくお願い致します!

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気が付くと・・・もう1月7日!!
みなさま、今年もよろしくお願い致しますっ

モザイク寿司、作れる?
そんな姉からの質問に、完全『?』のワタクシ。
早速ネットで調べてみたら、まー!これぞイマドキな映えるお寿司の数々。
要するに箱寿司を細かく切って、再度くっつけてモザイク状にする・・・
みたいな押し寿司だ。

「め、面倒くさい・・・」と思ったけど、
15年前。志高く料理に向き合い始めたあの頃。
お懐石のお師匠さんに憧れ、浅草の合羽橋で購入した木箱。
酢飯が2合たっぷり入る道具を手に入れた時は、
嬉しくて嬉しくて何度も使ったものだった。
そんな初心を思い出すべし!!
リクエストにお応えして、腕まくり!





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合わせるネタは、オーソドックスに昆布〆鯛、鮪の漬け、サーモン、
卵とキュウリ。
酢飯の一段目と二段目の間には、揉み海苔と白胡麻と芽葱を散らした。
それぞれを敷き詰める。




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上枠の押し木をほど良い力加減で押す。
この力加減が本当に難しい。
強く押しすぎると、酢飯が硬くなる。
かと言って押しが甘いと、切った時に崩れてしまう・・・。
ほど良く、程よく、押していく。
取り外すときは、糸を引き、木箱から外れやすくすることも大切。


仕上がり、小さく切って、モザイクにするのが本当に面倒だった。
よっぽど手際が良くないと、寿司が温まって不味くなるのは承知。
とにもかくにも手早く仕上げなくてはならなくて、
ついつい雑になり、早速初心を忘れた・・・^^:

でも、無心になって作り上げ、なかなか楽しい時間だった。
お師匠さんが作ったものは、お箸で持っても崩れないのに、
口に入れると、酢飯がふわっとほどける。
私が作ったものは、ぎっちぎちで同じお米で作った物とは思えないほど硬かった。
作りながら、そんなことを懐かしむ。


出来上がり、テーブルに並べると、家族から歓声が上がる。
小さく切られた押し寿司は、子供にも食べやすく喜ばれ、
お酒を飲みながらも愉しめる。
料理は喜ぶ顔がご褒美で付いてくるから最高なのだ。

初心忘れるべからず!
新年にピッタリの料理を前に、また新たな一年。
愉しく料理に向き合おうと心に思うのだ。










 
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今年もありがとうございました!

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29日30日と家族で旅行し、それはそれは美味しい海の幸を堪能した。
実家の両親と姉家族、そして私たち家族。
賑やかで美味しい旅だった。

息子は小学生になり、一緒の温泉は愉しめなくなったが、
バスタオルを肩に掛け、オットと並びながら、
もうひとっ風呂行ってくる!の後ろ姿が微笑ましく、
元気に育っていることを嬉しく思った。

旅の疲れをゆっくり癒すように、今年は初めて家族3人での年末を過ごす。
贅沢な食事続きの旅。明日の元日から3日まで、またまたごちそうの宴。
今夜はシンプルな夕食にしよう。

朝起きてまずは何を夕食にするか考えるのが日課。
大好きな紅白歌合戦を見ながら、食卓にいつまでも湯気が出るものがいい。
スパークリングワインやビール、炭酸のジュースに合うものなら、なおいい。

年越しメニューにしては地味だが(笑)、私が今年最後の夕食に選んだのは、
大きな蛸を入れた、まんまるのたこ焼きになった。
はふはふっと熱々を食べながら、
年末に飲もうと決めては、ちまちまとひとつずつ買い集めたお酒を開ける。
小さなボトルのシャンパン、小さなボトルのワイン、小さなボトルの・・・
その美味しい水分たちは、この夏、友人と歩いた湯島で買ったワイングラスに注がれた。
息子はポンジュースを入れて、大人びた扱いにご機嫌。
こんな夕食を今日も過ごせることに感謝する。


今年起きたたくさんの自然災害。
静かにきな臭くなる世界情勢。
平和を願えばきりがないほど。
どうか世界が平和でありますように。

そして今年もcucin amicaに貴重な時間をお使い下さった生徒さん達。
いつも楽しい愉しいテーブルをありがとうございます。
来年も愉しいことを少しずつ少しずつかき集めて、
みなさんの笑顔あふれる302号室になるよう努めます。


どうぞどうぞ健やかな年末年始をお過ごしくださいませ。



cucin amica タルティーヌ教室  和田陽子












春菊とゴルゴンゾーラのケサディーヤ

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12月レッスンで思いのほか喜ばれるはこちらの、
『春菊とゴルゴンゾーラのケサディーヤ』です^^
ケサディーヤとはスペイン語で「小さなチーズのもの」だそう。
鶏肉や豆、チーズを挟んで食べる、ローカルに愛されるファストフードだそう。

今回cucin amicaでは、
トルティーヤの生地に、シュレッドチーズをのせ、春菊の柔らかな葉、
さらにゴルゴンゾーラを散らし、トルティーヤで挟み、
フライパンでギュウギュウと押しながら焼きます。

焼き上がりをささっとくるり。
器にのせると、断面のチーズがトロリ。
ほろ苦い春菊とゴルゴンゾーラ独特のコク。その相性が良く、
手軽に作れるのに、食べた時にみんながはしゃぐ!
おうちパーティーに喜ばれるメニューです^^




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春菊多め希望!
そんな方は、ぜひたっぷりと♪










 
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12月教室のごあんない

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もうすぐやって来るクリスマスやお正月。
なにかと楽しく集まる季節の到来ですね^^
12月教室は、そんな『おうちパーティー』や『おもたせ』にぴったりのメニューにしました♪

*冬野菜とローストチキンの黒オリーブソース
  8種類の温野菜と皮目のカリッと焼けたローストチキンに、
  完熟の黒オリーブソースを合わせた、手軽で彩り鮮やかなメイン料理。

*春菊とゴルゴンゾーラのケサディーヤ
  ケサディーヤとはスペイン語で「小さなチーズのもの』の意。
  トルティーヤの生地に旬の柔らかい春菊とゴルゴンゾーラを挟んで焼いたファストフード。
  ほんのり香る春菊の苦みと溶けたチーズが相性抜群。

*さつまいものバターソテー~マスカルポーネとナッツ添え
  蒸かしたさつまいもをバターソテーし、マスカルポーネとゴルゴンゾーラ。
  香ばしいナッツとはちみつを添えて。パーティーに華やぐ小さなひと品。

*キャロットラペ~オレンジソース
  寒くなり鮮やかさを増した人参。
  さっぱりとした酸味に爽やかな柑橘を合わせたラペ。

*白葱とクリームチーズのポタージュ
  甘い白葱とじゃがいものとろみにクリームチーズを合わせた、
  柔らかな酸味とこくのあるスープ。

どうぞどうぞお楽しみに♪


         おかげさまで満席になりました^^ ありがとうございますっ

         **  12月教室開催日  **              
                 
              4(水) 満席
              7(土) 満席
             11(水) 満席
             14(土) 満席
             18(水) 満席
             20(金) 満席
             21(土) 満席
             28(土) 満席

                     印は残席の数です。                           
                    (1クラス8名・女性限定)



       注)レギュラー生徒さま、お申込み待ちのお客様を優先的に募集開始、
         その後サイト内での掲載となります。
         既に満席、残席の数につきましてはご了承くださいませ。
         新規お申し込み、キャンセル待ち等も随時受け付けております。
         キャンセル発生の際にはご連絡いたしますので、
         ご希望日を明記の上、お申し込み下さいませ。

        *料金・場所などの詳細は 「料金について」をご覧くださいませ。










 
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『豆腐クリームとカレーオイルのタルティーヌ』

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今月、真っ赤なメイン料理の隣で、地味に人気を得た『豆腐クリーム』。
大きめの晒に包み、ザル付きのバットに一晩。
ゆっくりと水分の抜けた絹豆腐は、大豆の香りと舌触りのよい滑らかなクリームになる。
おろしたニンニクと美味しい塩を合わせて、再度攪拌する。
仕上げに、塩の利いたカレーオイルを一匙。
香ばしく焼いたパンや、メインの煮込み料理を上手に引き立ててくれる。


この豆腐クリーム。
美味しく食べられるのは一日。
翌日には少々風味が飛ぶ。
でもそんな時ほど再度の活躍!
我が家では、生クリームの助っ人として、クリームパスタになるのだ。

好物の明太子やたらこのクリームパスタ。
本来なら、生クリーム200cc使うところを、半量に減らし、
減らした半量を豆腐クリームに代用する。
典型的な日本人の私は、生クリームの消化が苦手なのか、
必ずクリーム系のパスタに胃もたれしていたが、
この豆腐クリームを半量代用するようになってからは、
胃もたれ知らずに完食となった。

豆腐クリームを使用するせいか、隠し味に白出汁を入れると、
たらこのクリームパスタなどは、一層味が締まって美味しくなる。
揉み海苔や、大葉、小葱とも相性抜群!
ぜひぜひお試しして欲しいのだ^^










 
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11月教室のごあんない

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11月教室のごあんないです。
メインは真っ赤なトマトソースで煮込んだ、スパイシーなミートボールにするため、
合わせるメニューは小さなパーティーにピッタリなタルティーヌを。

サクサクのパイの上には、
クリームチーズとナッツ、ヴィネガーやマスタードを合わせたフィリング。
スライスしたリンゴと生ハム、クレソンをのせて。最後にはちみつを少々。

こんがり焼いたパンには滑らかな豆腐クリームと、
カレーオイルを合わせた、手軽なタルティーヌ。
メインの煮込み料理に添えてもgood!

紫キャベツと人参のマリネには、
自家製のリコッタチーズを合わせ、さっぱりの中に小さなコクをプラス。

おもちかえりパンは・・・まだ考え中です^^:
どうぞお楽しみに♪




         **  11月教室開催日  **              
                 
              6(水) 満席
              9(土) 満席
             13(水) 満席
             16(土) 満席
             20(水) 満席
             22(金) 満席
             23(土) 満席
             30(土) 満席

                     印は残席の数です。                           
                    (1クラス8名・女性限定)



       注)レギュラー生徒さま、お申込み待ちのお客様を優先的に募集開始、
         その後サイト内での掲載となります。
         既に満席、残席の数につきましてはご了承くださいませ。
         新規お申し込み、キャンセル待ち等も随時受け付けております。
         キャンセル発生の際にはご連絡いたしますので、
         ご希望日を明記の上、お申し込み下さいませ。

        *料金・場所などの詳細は 「料金について」をご覧くださいませ。








 
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手作り和菓子と親心

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週末。
仮装ウォークを楽しむハロウィンパーティー。
今年も息子は喜び勇んで、姉家族の住む街に出掛けた。
持ちきれないくらいのお菓子とカッコつけた面持ちの画像が届き、
レッスンの終わった302号室で、その成長を嬉しく観た。


翌日は朝から、姉と姪と一緒に『シャインマスカット大福』を作り、
「おみやげに持って帰って来た!」と、小さな箱をそ~~っと開ける。
少し不格好だけど、柔らかな求肥に包まれた餡とシャインマスカットが可愛い。
半分に切って、パクリと一口。
マスカットの甘い水分がじゅわっと出て、
甘さ控えめの餡としっとりした求肥。それはそれは美味しかった。


一人で泊まりに行けるようになるなんて・・・
息子の作った大福を食べられる日が来るなんて・・・
産まれてから、何度も何度も「こんな日が来るなんて」を繰り返しながら、
小さな嬉しさを重ねていく。
当たり前じゃなかった頃からしたら、すごい奇跡なのに、
どんどん欲深くなる親心。
もっと楽しんで欲しい。もっと勉強が出来て欲しい。もっともっと・・・。






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大福の隣には、実家の父が作った『羊羹』。
小豆を贅沢に使ったであろう羊羹は、甘さ程よく硬さ程よく。
とても美味しかった。


ふたつの手作り和菓子を食べながら、ふと考える。

実家の両親は私に過度の期待などしなかったように思う。
いつも伸び伸びとさせてくれたし、
あまり口うるさく言われた記憶が無い。
特段金持ちでもなく、貧しくも無い普通の家庭で、
いつも手作りの食事があり、リビングが美味しい匂いだった。
ソファでゴロゴロし、漫画を読み、ダラダラと過ごす。
今思うと、それこそ恵まれた環境だったと思う。




学校へ送りだし、バタバタと仕事。
放課後は習い事の送迎に追われ、
「早く早く・・・」「もっともっと・・・」の毎日。
そんなのはなんだか虚しい。
健康的な親心を、すっかり見失ったよう。


自作の大福と、おじいちゃんの羊羹を美味しそうに頬張る息子を見ながら、
『元気に楽しく育って欲しい」
ただただ、そう願っていたのにな。
こんな時間こそ大切にしなくては。

甘い甘い手作り和菓子を食べながら、
私は本来の『親心』を思い出すのだ。











 
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10月教室『はじめての台湾料理』

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ブログの更新を怠ったまま・・・
元気に10月教室、開催しておりまーす!

胡椒餅の試作に憑りつかれた9月。
結局うまく仕上がらず、腕不足の自分に腹を立てながら断念!
少々のやさぐれ感を残しながらも、気持ちを切り替え。

地味ではあるものの、みんなが喜んでくれるほっこり味になりました^^





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甘じょっぱいタレをかけて食べる『鶏肉飯~ジーローハン』
タレに入れた油で炒めたタマネギと鶏皮。
これが抜群の甘さとコクを与えて、
しっとりの茹で鶏と半熟卵が美味しい。








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レモングラスの肉団子には、フレッシュな葉物をたっぷり合わせ、
檸檬をギュッと絞る。
ふっくら焼いたナマズは、パプリカと甘酢あんで合わせて。





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塩味の豆乳スープ『シエン・トウジャン』
香ばしく炒めた乾燥小エビとザーサイが美味しい出汁になり、
器に入れた黒酢と熱々の豆乳が合わさり、
あっと言う間に、美味しいおぼろに。






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トウジャンに欠かせない揚げパン『油條~ヨウティアオ』。
すごく簡単なのに、美味しい美味しい塩味の揚げパンに。



今月も、お腹いっぱいメニューでお待ちしております♪








 
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洋食屋さんのプリン

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家から車で20分。
友人宅の近くにある小さな洋食屋さん。
「お料理も美味しいけど、プリンが絶品なの」と、彼女が言う。
プリン熱の極めて高い彼女。
その彼女の作る『自家製プリン』が大好物の私にとって、
「絶品」と言うプリンはどんな美味しさだろう・・・と胸を膨らましていた。

私と彼女は海老フライランチ。
息子はハンバーグランチを注文。
美味しいポタージュを飲み、ザクザクの海老フライを堪能し、
待ってました!洋食屋さんのプリン!

足のある銀の器にそびえ立つ。
エッジの効いた輪郭は美しく、手で泡立てたばかりの生クリームがやわらかな雲のよう。
苦めのカラメルと、濃厚な卵と甘味。
抜群の硬さの火通り。
それはまさに『絶品』で、
美味しいため息が何度も漏れるのだ。








 
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来る日も来る日も胡椒餅

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10月レッスンを『はじめての台湾料理』と決め、
美味しい豆漿を食べに行って出会った『胡椒餅(フージャオビン)』。
ぜひレッスンにしたいと、来る日も来る日も試作に挑んだ。
たっぷりの胡椒入りの焼き肉饅頭は、中はスパイシーな挽肉餡。
皮はパイ生地とクッキー生地の間のような、パリっとホロホロが決め手。



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本生地とショートニングを加えた中生地のふたつを合わせ、
折りたたんでは伸ばし、最後は太白胡麻油を塗る。





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手前からクルクルと丸め、掌で馴染ませながら伸ばしていく。





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そして端からクルクルと渦巻にしていく。
この工程がパイ生地感を一層楽しませてくれるので大切。




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可愛い渦巻生地を再度上から潰して円形に伸ばし、
五香分の香り漂う、胡椒挽肉餡を包む。




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たっぷりの胡麻をまとって焼き上がり。
はみ出した肉汁がジュウジュウと小さな音を立てる^^


焼き上がりより、1時間後ぐらいが美味しい。
中の餡の余熱が生地に吸われ、
ほどよいパリパリに、しっとり感が加わる。

良いところまで来てるんだけど、
やはりあの感動が足らないのだ。
いつもひと味、ひと食感、ふた感動足りない味。
そのせいで、たくさん作った胡椒餅をひとさまに御裾分けするわけにも行かず、
我が家の冷凍庫は食べきれず冷凍した饅頭で一杯だ^^:


まだまだ人様に教えられるレベルに達していない。
初めて食べたあのお店の味。
ふくよかな手でコロコロと作られる饅頭たちには、
なにかの魔法が掛かっている。
やはり修行に出なくては行けない・・・
本気で悩む毎日なのだ。








 
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夏のなごり

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今年の夏、息子は7歳になった。
一丁前に人間らしい会話が出来るようになり、
戦々恐々で迎えた初めての長い夏休みも、
一緒に居られることが、意外と(笑)楽しかった。
初めて高尾山に上り、キャンプへ行き、プールに行き、
様々なアウトドアを楽しんだ。
小さい頃は「騒いでご迷惑を掛けたら・・・」と敬遠していたレストランや映画館にも行き、
息子なりの感想を、嬉しく聞いたりもした。


「ママ!これこれ!!」
息子がゲラゲラ笑いながら、器を持って来る。
覗いてみると、そこには夏のポッキー!
真夏にリュックに入れて出掛け、その場ではどろどろで食べられなくなったポッキーを、
冷蔵庫に再度入れたものだった。
封を開けると溶けたまま固まり、長方形のチョコバーみたいっ

もはやチョコバーになったポッキーをかじりながら、
「今年の夏って暑かったよね」と息子が思い出口調で言う。
その言いかたが可笑しくて、私もノリノリで夏の思い出を語ってみた。


今年の夏は今までになく身勝手だったこと。
7月は雨続きで、曇り空ばかりだったこと。
8月になると、熱さが猛威を奮い、ジリジリと隣に居座ったこと。
9月には暴風を連れ立ち、次々と街を壊滅させ、人々を悲しませたこと。

「今年の夏はいじわるだったよね」
語彙数の少ない息子らしい表現と、
その夏のなごりを頬張る真面目な顔が、やはりまた可笑しくて笑える。 



朝晩が冷え始め、「お!いよいよ秋かな・・・」と思っても、
また夏が最後の力を振り絞り、陽射しが強くなったりする。
こうなると、キンモクセイの香りを感じるまでは、
秋の到来などと言わないでおこう。








 
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9月教室スタート!

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夏休みも終わり、新レッスンがスタート!
久し振りのお顔に大興奮^^
大人の会話を存分に愉しみ、この仕事が出来ることに感謝する。
感謝してるのに、はしゃぎ過ぎて工程を間違う。
そんな未熟な私をみんなが笑って許してくれたからか、
今まで一番美味しく出来たりする。
不思議だ^^:

色とりどりの副菜を仕上げ、小さなミントの葉をあしらったり、
アーモンドを散らしたり。
些細な工程が、何倍も料理を美味しくするのを、みんなが楽しんでくれて嬉しい。




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主役のマンゴーココナッツポークカレーの周りには、
どれも味のあるバイプレイヤーたち。
全てを混ぜるのではなく、そこに辿り着いた時に和えて食べるのがベスト。
モグモグモグモグ、みんながもりもり食べて、おかわりへと向かう。
その光景は、私への最高のご褒美だと、いつも感謝するのだ。







 
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