cucin amica

『dancyu 4月号』に載りました

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2月のとある日。
あの超!有名雑誌『dancyu』編集部さんから、取材のお話を戴いた。
毎月毎月、煌びやかな料理と甘美なお酒が掲載され、
まさに「ザ・大人の愉しみ」なあの本に、私などが載せられる料理があるのか・・・
気の小さな私は、お話を聞くだけで、お腹が痛くなった。

『dancyu 4月号』は卵特集だと言う。
その中の茶碗蒸し特集の中で、12月レッスンの『日々ごはんクラス』で行った、
「大鉢茶碗蒸しのひき肉あん」を掲載希望とのことだった。

親切な編集担当の方から、
どんな手順で撮影するか。
どんな構成ページになるのか。
他にも丁寧な説明が多々あり、とてもありがたかった。

しかし・・・
このメニューが生まれたエピソードを聞かれ、まごまごした。
だって。この具なしの茶碗蒸しはまさに『手抜き料理!」だったからだ。
産後、想像以上に大変だった高齢育児と仕事の両立。
好物の茶碗蒸しを食べたいけど、別煮する鶏肉や椎茸。銀杏や生麩・・・
用意することを想像するだけでも茶碗蒸しは遠のいた。

そんな中、「もう。具を入れなくてもいいや。冷蔵庫のそぼろあんをかければいいや。」
終いには「ラーメンどんぶりで作ればいいや。」
と、ただひたすら手抜きを繰り返し作った料理だったのだ。

でもシンプルな分、お出汁にはこだわった。
前の晩に麦茶ポットに水と昆布、頭とはらわたを取った煮干し。
乾燥椎茸と高野豆腐を入れて冷蔵庫へ。
ひと煮立ちする前に花かつおを投入。
このおかげで、具を入れずに美味しい出汁を愉しめる料理!
と、家族に好評の一品になったのだ。   威張れる話ではないが・・・笑






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優しく知識豊富な編集さんと、強そうな風貌とは似使わないほど物腰柔らかいカメラマンさん、
天然生活から出て来そうな雰囲気のかわいいライターさん。
御三方のおかげで、始終和やかな撮影となった。



3月のとある日。
私の手元に『dancyu 4月号』が届いた。
ドキドキワクワクして開いたページ。
正直にお話した「手抜きエピソード」は、
忙しくともどうしても食べたい「茶碗蒸しへの一途な思い!」として記載されていた。確かに~~

座敷童の様な作り笑顔で佇む自分の写真に失笑しながら、
他のページを熟読。
名だたる名店、超有名シェフ、美味しそうなお店の数々。面白知識の様々。
読めば読むほど、「よく私が載れたな~~~~」と何度も思った。

帰宅したオットに「じゃじゃ~ん!」と手渡す。
座敷童を見て、同じように失笑した後、熟読。
「しかし、よく載れたよね~~~~」
読みながら、オットが何度も言う。 


煌びやかな料理たち。甘美なお酒。
「ザ・大人の愉しみ!」 dancyu 4月号。
どうぞみなさま。ペラリとページをめくり、座敷童に失笑してくださいね!



貴重な経験をありがとうございました!!










 

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かわいい鳥さん帽子

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いつもハイセンスな友人が(←こう書くとダサいな~笑)
息子になんともかわいい帽子を編んでくれた。
ふわふわの白い身体に赤い唇。頭にはちょんじょろりん。
厚みのある毛糸とセンスある編み目が温もりを感じさせる。


手にした時。
息子は満面の笑みで「コケコッコー!」と言った。
どうやらニワトリだと思っているのだ。
4歳の息子は、全くと言っていいほどキャラクター物にはまらない。
ひたすら動物と恐竜を愛し、洋服もカバンも選ぶのは生き物ばかり。
当然この帽子も、すぐにお気に入りになった。


冷え込んだ冬の朝。
早起きをし、朝食をモリモリ食べ、園服に着替える。
コートにお気に入りのブローチをふたつ。
頭にはかわいい鳥さん帽子。
庭に出ると、大きな声で「コケコッコー!」と言った。
朝から大張り切りだ^^

園に到着し外した時、息子がなぜかコソコソ声で言った。
「なくなっちゃうとかなしいからさ、ちゃんともってかえってね」
その言葉にちょっと感動してしまう母さん。


なんでも安価で手に入る時代に、こんなにかわいい手編み帽。
とってもとってもしあわせなことだ。
それがとても貴重で温かいものなのだと、
いつも忘れない大人になって欲しいなと思うのだ。









 

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明けましておめでとうございます!

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みなさま。明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致しまーす!!

昨年もたくさんの方に御参加頂きありがとうございました。
そして御参加の生徒さまにはとてもとてもお世話になりましたのに、
年末のご挨拶も載せず、大変失礼いたしました。
本当にありがとうございました!(←遅過ぎーっ)



12月教室が無事に終わり、うひょひょと楽しみにしていたお正月も、
なななんと今日は6日!!じぇじぇじぇ~~~~(←古過ぎーっ)
『一年の計は元旦にあり!』と言われてるのにな~


年末年始は料理三昧だったワタクシ。
みんなが喜んで食べてくれる姿に、料理を学んで来てよかったと初めて思えたお正月。
ほんの少しだけど、自分が理想とする料理が見えてきたのかもしれない。
無我夢中で作って来た『cucin amica タルティーヌ教室』。
生徒数1人から始まった教室も、現在は多くの生徒さんに御参加頂けるようになった。
まだまだ未熟で分からないことだらけだが、
また一年。初心に帰りシンプルな美味しさに向き合いたいと思う。


2017年。
私が初めて『cucin amica』のために仕込むのは果実酒。
実家の父が育てた無農薬のピカピカレモンをたっぷり使って、
『美味しい檸檬酒』を作るのだ。
5月にはスパイシーな『ごちそうカレーレッスン』を計画中。
そこに自家製レモン酒と炭酸やビールで割った『パナシェ』を合わせたり、
檸檬ケーキを作ったり・・・。

考えているだけでわくわくする気持ちは、
料理と向き合うエネルギーだ。
そして、少しでも美味しいメニューが生徒さん達に届き、
ワクワクがたっくさん伝染したら嬉しいな。


みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。

                   cucin amica タルティーヌ教室 和田陽子










 

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まさにめざし。

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本格的な冷え込みが始まり、我が家も炬燵を解禁した。
息子は大喜びし、毎朝寝室から降りてくると「パチッ」とスイッチを入れる。
その姿を脇目で見ながら、大きくなったな~と感心したり・・・

朝食は何にしようと決めてたんだっけ・・・?
昨夜の自分を思い出してみる。
あ!!!めざしだ!!
前の晩オットが釣って来た小さなカタクチイワシ。
「寒くなったし、これは一夜干しが最高だ!」
そう言って仕込んでいたのだ。

息子を呼び、急いで2階に上がり、雨戸を開ける。
「おおおおおおおお~」
いい塩梅に乾燥してる。
「すごいおめめに刺さってるね」凛太郎が言う。
「そうよそうよっ だからめざしって呼ぶんだよ」私が言う。
ウッホホー。なかなかの食育~と自画自賛!


さっと炙り、頭からがぶりと戴く。
塩加減も丁度良く、乾燥もばっちり。ほどよく身がやわらかい。

「おめめはどこに行ったの?」
美味しい美味しい!とかぶりついていたが思わぬ質問に、しばし無言。
「目にさ、棒を刺して干したじゃん。だから外れちゃったんだよね。あはは。」
と、なるべく明るく言ってみた。

「え~。ちょっとかわいそ~。」4歳児がすこし暗い顔。
「でもさ、既に死んでたから痛くなかったと思うよ!」そう言ってみたけど・・・
「え~。死んでるんだ~。かわいそ~。」

しょ、食育って難しい・・・
そんな静かな朝食。











 

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決明茶(けつめいちゃ)

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みなさま、こんにちは~
そしてお久し振りでございますぅ

すっかりすっかりブログ更新を怠ってしまいました^^:
えっと~、親知らずを抜歯しまして~
そしたら大変なことになりました~
痛くて寝込み、腫れて寝込み・・・
今は回復し、やっとブログを書く時間が出来ました~

親知らずですっかり寝込むことになった私に、
実家の父が手製のお茶を届けてくれた。
『決明茶』
豆科の一年草で、8月~10月に黄色の小花を付け、
その後、茶褐色のサヤエンドウ状の豆果を付けると言う。

きっかけは、母が鹿児島の友人から貰い、
その美味しさに驚き、種を撒き自家栽培を始めたこと。

父は刈り取った決明茶を中華鍋で丁寧に煎じる。
その香ばしさがなかなか美味しいのだ。

親知らずの効能は無いものの、
冷え込み始めた11月。
身体を芯から温めてくれるその味に感謝感謝。



さてさて、11月レッスンも始まりました!
みなさま、今月もお会い出来るのを楽しみにしておりまーす!!!








 

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みんな更年期

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蒸し暑い9月中旬。
302号室は小さな部屋にも関わらず、
2台のエアコンがキンキンに部屋を冷やす。
「寒かったら言ってくださいね~」と私。
「大丈夫!更年期ですから!」生徒さんが言う。

『そうそうそうそうそうそう~~~~』
えっと、今何人の生徒さんが同じこと言ったかな?
それくらい『みんな更年期』なお年頃なのだ^^:

当の私も同じである。
数年前まではエアコンの効いた部屋が苦手で、
自然の風が一番!汗をかくって気持ちいい!・・・だったのに~。
最近では、ただ立ってるだけでも後頭部にびっしり汗をかき、
流行のカーキなんて着た日には、
迷彩柄?と聞かれるような汗をかく。


「私はこんな症状・・・」
「私はこんな風・・・」
相槌打ったり、同調したり、アドバイスしたり、励まされたり。
そして自虐ネタで大笑い!


cucin amicaを始めたばかりの頃。
まさかこんな会話で盛り上がるなんて思ってもみなかったな。
40代なんて、まだまだ先にも思えたし、
そこに『更年期』、な~んて言葉はセットじゃなかった^^:

だけど、歳を重ねるって素晴らしい!
そう思える毎日。
色々と悩みは尽きないけど、歳を重ねたからこその楽しみがたくさんある。
こうやって、302号室で生徒さんの話を聞き、
私も話しを聞いてもらう。
「そうそうそうそう~~~~」
何度もこの言葉で盛り上がり、笑う。
その大笑いは、どんなサプリメントより効果があるのでは・・・
本気で思えてならないのだ。


写真は今月のレッスンプレートに添える『ミニフーガス』♪
小さくて作りにくいけど、みんながワイワイ作る葉は、
同じように教えても、ひとつひとつ違う。
その個性の葉が9枚も集まり、料理を一層華やかにする。

今日もたくさん笑った一日。
みなさん、ありがとう。










 

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9月のcucin amica 始まりまーす!

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9月教室が始まる。
おかげさまさまで、今月もぎゅうぎゅうの満員御礼。
本当にありがたい。
みんなの顔を思い浮かべながら、本日も302号室にて黙々と下準備。

ローストビーフに合わせる『グリル野菜のオイル漬け』
全てのお野菜をグリルパンで焼き、オイルに浸ける・・・
でも、それぞれの野菜の持ち味を生かしたオイル漬けにしたいな~

イエローズッキーニは、焼きながら少々のお塩。
じんわり焼いたら、オリーブオイルとローズマリーで。
かわいいブラウンマッシュルーム。
多めのオイルでクツクツ煮て、ニンニクとタイムのオイルに。
茄子とインゲン。じっくりじっくり焼いて香りの良いニンニクオイルにくぐらせた。

オレンジと赤のミニトマト。
皮の薄いオレンジトマトは丸のままオイルでクツクツ。
皮がとろりとしたら保存容器へ。
大きめの赤いミニトマト。
半分にカットしてこちらもオイルとタイムでクツクツ。
このトロッとしたオイル煮はパンに合うんだよな~^^

蓮根も焼いたらマリネ。
ハニーマスタードと白ワインヴィネガーで。
当日は軽く炒ったアーモンドと合わせる♪

写真を撮り忘れてけど、パプリカのピクルスも用意しました~。

さーて!
今月もモリモリ食べて、おしゃべりを楽しみましょう♪

お会い出来るのを楽しみにお待ちしておりまーす❤










 

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真夏のジュース

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暑くなると、毎年食べたくなるのが『ゴーヤゼリー』。
フレッシュゴーヤを水と一緒に攪拌し、
晒でギュッと絞ってこしたゴーヤジュース。
ゼラチンで固めてゼリーにする。
一口食べると、その苦さに慄く。
でもそこに、
美味しい100%オレンジジュースを半分になるまで煮詰めたソースを合わせると、
それはそれは夏に美味しいデザートになるのだ。

しかし・・・
最近では、ゼリーにもせず。
オレンジソースにもせず。

絞ったゴーヤジュースとオレンジジュースをただ合わせて飲むのが好きになった。
「くわ~~~苦い!」
思わず声に出すほどだが(笑)
この苦いフレッシュジュースがなんとも癖になるのだ。

息子との外遊びで、紫外線を浴びる時間が長くなったせいか、
顔のアトピーが今年は酷い。
このビタミン溢れるジュースを飲んで、
暑い夏を乗り切りたいと思うのだ。






 

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『海よりもまだ深く』

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映画好きの父の影響で、小学生の頃から山の様に渋い映画を沢山見た。
山田洋二監督作品はほぼ全部。
ゴッドファーザーシリーズ、西部劇、チャップリン、ヘップバーン・・・

そのまま10代後半を迎えた頃には、眠るのも惜しいほど映画を見た。
単館映画を見ることが通だと思い込み(笑)、自作の批評ノートを作り、
自分の年間ランキングまで書き込んだ。  暗~い!笑
嫌な余韻を残すフランス映画も、立ち上げれないラストのスペイン映画も。
派手なハリウッド映画も、踊ってばかりのインド映画も。
どんな映画も、いつも私に考えさせる空間をくれた。

しかし「映画好き」を返上し、全く映画を見なくなっていた30代。
自作の批評ノート・・・どこにしまったっけなぁ。
40代は映画三昧になるといいなぁ。





「映画どうだった?」
サッと炙ったきびなごの一夜干しをつまみにしながらオットが言った。
「現代版、寅さんちの晩御飯みたいだった」
言葉にして、自分でも驚く。
ああ。そうだ。あの風景は「男はつらいよ」のとらやさんの食卓だ。
いつまでたっても風来坊の寅次郎を心配し、叱咤し、
想い、うんざりし、愛する。

どんなにトホホな日も、
食卓にはいつも、家族に食べさせたいものがあり、
小言があり、想いがある。









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『海よりもまだ深く』
本当に素晴らしい映画だった。
日々が日々を作る。
今日は昨日の自分で作られて、明日は今日の自分が作る。
その山の様な毎日が重なり、今の自分があるのだと思う。
その一人ひとりが合わさり家族の風景が作られる。


戴きものの美味しいお酒を注ぎながら、
我が家の食卓を見る。
家族に食べさせたいもので溢れ、家族の好きな物が並ぶ。
私も『お母さん』になっているのだなぁと思う。

息子はどんな大人になるだろう。
私は小言を言いながらも、家族の好きな料理を作っては食べさせる。
そんな家族の風景を想像し、久し振りに観た映画の余韻を楽しんだ。










 

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夏のおやつ

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持病のアトピーが悪化してしまい、食事作りがやっと。
                  ブログにアップできる料理も無いほど~~~
写真は本日。息子のおやつ!
夏は洗ったり茹でたりするだけで美味しさが楽しめて助かる~~^^

コアラのマーチもぷっちょも大好物の3歳児。
だけど、お豆男子は枝豆にトキメイテくれるのでさらに助かる~~^^


「オクラのへたは食べれないからね!」
そう教える。(切ってあげればいいのにねーっ笑)

「マメマメ(枝豆と言ってるつもり)も、トマトもオクラも!
 み~んなへたがあるね!」
正確には枝豆はヘタではないが、
「そうだね!さすが分かってるね!」と同調とヨイショする。
褒められて、ブヒヒ~の顔で凛太郎が笑う。

キッチンの上に下げられたお皿の上には、
枝豆のサヤとトマトのヘタと、ギリギリまで食べられたオクラのヘタ。
我が子ながら、本当によく食べてくれると思う。



世の中のSNSには、自分磨きも怠らず、家事に育児をこなすオシャレママが溢れてる。
テーブルセッティングが完璧な夕食。可愛い子供に手作りのカップケーキ!
「ほんとに~~~?」と思わず独り言を言ってしまうほど。

「ママがお料理の先生なんて、どんな美味しいものを食べてるの~?」
大して親しくない人によく聞かれる。
世の中のオシャレママ生活のアピール度がどんどん上がり、
お料理教室などをやってるのだから、さぞかしオシャレなのでは・・・と思ってるかもしれない。

こんな感じですよーーーーっ  シャレオツじゃなくてさーせんっ

確かに、美味しいものに恵まれているとは思う。
だってこういう仕事ですもの。
でもだからこそ知っているのだ。

本当に美味しいものは作り込まずとも美味しい!ってね。










 

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