cucin amica

釣りたての朝定食。

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楽しみにしていたBBQが、雨の予報で中止になり、
オットは釣りに出かけた。
「初めての釣り場で3時間だけだから、釣果は期待しないでね」
そんな言葉を言われたかが、今までの経験上もともと期待していなかった。

ところが、嬉しそうな電話の向こうでオットは、カタクチ鰯の驚きべき匹数を言う。
私は急いで実家の母に電話し、明日の朝食は「釣りたての魚」を持参するよと伝えた。

真鰯を見ると、いつも思い出す話がある。
鹿児島県の大隅半島で育った母は、錦江湾のそばで暮らしていた。
小学生の頃、夜中にふと目を覚ますと「地引網の漁師たちの声」が聞こえる。
そんな夜は、手繰り寄せられる網で浜にたくさんの小魚が上がってくると言う。
幼い母は小さなバケツを持ち浜に出て、ピチピチと跳ねる小さな魚たちを捕まえる。
同じように地引網の声に引き寄せられた同級生と浜で会い、
地引網船のライトに反射する魚たちのキラキラした鱗を眺めたと言うのだ。

魚はバケツに入れたまま台所に置いておくと、
翌朝、祖母がお刺身に拵え、食卓に並べてくれていたと言う。
真夜中に浜に小学生の幼い女の子が魚をとりにいく。
そしてそれを許容し、「おかげで朝から美味しいお刺身が食べれたね」と褒めてくれる。
今の時代にはあり得ないほどの平和と穏やかな時間に、
私はその話を聞くのが今でも大好きだ。

海のそばで育った人らしく、母は魚を捌くのが上手だ。
小さなカタクチ鰯は手捌きが一番!と、台所でオットに伝授している。
頭を折り、そのまま内臓をスッと抜く。
親指を入れ、その力で腹を割き、開いたら中骨をするりと外す。
その素早い捌き方が、痛みやすい鰯の鮮度を保ち、美味しく食べることが出来るのだ。

今日は父が盛り付け。
美しい鰯に歓声をあげる。
もうひとつの主役は「蛸!」
なかなかのサイズの江戸前さんは、身がコリコリと弾力があり旨味が溢れていた。
噛みしめれば噛みしめるほど味が出てきて、飲み込むのがもったいない^^

実家で食べる久し振りの朝食。
父の自家製糠漬けは、家庭菜園の水茄子。こちらも瑞々しい味。
母の作る具だくさんのお味噌汁も懐かしく、甘い出汁巻き卵も最高だった。

たくさん釣れた鰯。
とてもお刺身で食べきれる量ではなく、
父が早速「オイルサーディン」作りに取り掛かっている。
こちらも出来上がりが楽しみだ。












 

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