cucin amica

雪平鍋で真子かれいの煮付け

DSC09015.jpg


料理に興味を持ち始めたばかりの頃、
何層もの厚みのある有名なフライパンや鍋にトキメキ、
高価な重たい鍋こそ料理上手!と購入していた。

確かに厚みのある高価な鍋は美味しくできたし、
保温効果もあり煮込み料理の味の馴染みも抜群だった。

しかし、歳を重ねたある日。
実家で食べた煮魚の美味しさに驚いたのだ。
もちろん料理は年の功とも言う。
私は母が参加していた鹿児島県人会のおばさま達の料理も、料理する様も好きだった。
長年の手慣れた手付きと目分量で、じゃんじゃん美味しいものが作り出される。
歳を重ねるって素晴らしいなっと度々思うのだ。


実家にて、母の煮魚料理を見ていると、
かなりダイナミックに作っていた。
そして使用する鍋はいつも薄くて軽い雪平鍋だ。
どうして雪平鍋を愛用しているのかと聞くと、
火の当たりが良く、水分の蒸発が早いと言う。
そういえば、以前ラジオで『分とく山』の野崎さんも同じことを言っていたな。
「火の当たりが良く水分の蒸発が早い。」

私は早速、雪平鍋を買いに行った。
デパートの鍋売り場には、雪平鍋だけでもすごい種類があり、
造られた産地、作った職人さん、ガス対応、IH対応・・・
迷うのも楽しくなる数々だった。

大き目の切り身が3つ入る程度のものを購入。
美味しそうな「真子がれい」の煮付けを作る。
手持ちの落し蓋も丁度合う。
落し蓋の淵からもこもこと煮汁が立ち、
外してからはあっと言う間に汁気が飛び、とろみのある煮汁が残る。

本当に「火の当たりが良く、水分の蒸発が早い」のだ。
実家の母が大きな大きな雪平鍋で、こ吹き芋を作る様子を思い出す。
茹で汁をサッと捨て、鍋を両手で持ち、上下に振る。
芋のまわりに残る水分を飛ばすのだ。

そっかそっか。
日本人に長年愛用されてきたお鍋には、
その風土やその土地でとれる食材を、
最も美味しく調理することに長けているのだ。
私も、もっともっと使いこなせるようにならなくては。










 














DSC09015.jpg

スポンサーサイト

SEO対策:さいたま市 SEO対策:西区 SEO対策:料理 SEO対策:パン