FC2ブログ

cucin amica

手作り和菓子と親心

DSC04346.jpg

週末。
仮装ウォークを楽しむハロウィンパーティー。
今年も息子は喜び勇んで、姉家族の住む街に出掛けた。
持ちきれないくらいのお菓子とカッコつけた面持ちの画像が届き、
レッスンの終わった302号室で、その成長を嬉しく観た。


翌日は朝から、姉と姪と一緒に『シャインマスカット大福』を作り、
「おみやげに持って帰って来た!」と、小さな箱をそ~~っと開ける。
少し不格好だけど、柔らかな求肥に包まれた餡とシャインマスカットが可愛い。
半分に切って、パクリと一口。
マスカットの甘い水分がじゅわっと出て、
甘さ控えめの餡としっとりした求肥。それはそれは美味しかった。


一人で泊まりに行けるようになるなんて・・・
息子の作った大福を食べられる日が来るなんて・・・
産まれてから、何度も何度も「こんな日が来るなんて」を繰り返しながら、
小さな嬉しさを重ねていく。
当たり前じゃなかった頃からしたら、すごい奇跡なのに、
どんどん欲深くなる親心。
もっと楽しんで欲しい。もっと勉強が出来て欲しい。もっともっと・・・。






DSC04345.jpg

大福の隣には、実家の父が作った『羊羹』。
小豆を贅沢に使ったであろう羊羹は、甘さ程よく硬さ程よく。
とても美味しかった。


ふたつの手作り和菓子を食べながら、ふと考える。

実家の両親は私に過度の期待などしなかったように思う。
いつも伸び伸びとさせてくれたし、
あまり口うるさく言われた記憶が無い。
特段金持ちでもなく、貧しくも無い普通の家庭で、
いつも手作りの食事があり、リビングが美味しい匂いだった。
ソファでゴロゴロし、漫画を読み、ダラダラと過ごす。
今思うと、それこそ恵まれた環境だったと思う。




学校へ送りだし、バタバタと仕事。
放課後は習い事の送迎に追われ、
「早く早く・・・」「もっともっと・・・」の毎日。
そんなのはなんだか虚しい。
健康的な親心を、すっかり見失ったよう。


自作の大福と、おじいちゃんの羊羹を美味しそうに頬張る息子を見ながら、
『元気に楽しく育って欲しい」
ただただ、そう願っていたのにな。
こんな時間こそ大切にしなくては。

甘い甘い手作り和菓子を食べながら、
私は本来の『親心』を思い出すのだ。











 
↑いつも嬉しいクリックありがとうございます!





スポンサーサイト



SEO対策:さいたま市 SEO対策:西区 SEO対策:料理 SEO対策:パン