cucin amica

小出刃包丁

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日曜日。
横浜で教員をする従姉妹が遊びに来た。
九州出身の両親を持つ私の周りには、近辺にほとんど親戚がおらず、
家族の転勤で千葉に暮らす7歳も下の彼女をとてもかわいがったのを覚えている。

転勤期間が終了し、熊本へ越して行き、少々疎遠になった時期もあったが、
大学時代の彼女とやりとりした手紙は、今でも大切なものだ。

そんな彼女が横浜の教員になり、わずかな暇を見つけ遊びに来る。
のんびりした彼女は、神奈川の子供たちの素行に驚く日々が始まった。
熊本の田舎で素直に育った子供たちと、都会の環境で育った子供は全く違うと思う。
私も鹿児島などへ遊びに行き、すれ違う子供たちに「おはようございます!」と挨拶された時、
未だにこんな風に知らない人に挨拶出来る文化が残ってることに感動したくらいだ。

新米教師の彼女は迷い、落ち込み、考える日々が続いた。
そしてある日。
「初めてのお給料で、何か買ってあげるよ!」と言う。
恐縮し遠慮しまくったものの、彼女の初給料の記念を持てる喜びに甘えさせてもらった。

リクエストしたのは「小出刃包丁」
贈り物に刃物を選ぶのもなんだが・・・ 
でも、記念に残るし、魚料理の好きな私らしい気がした。
GLOBALの小出刃包丁は、手の小さな私にピッタリで使いやすい。
小さな鯵を捌く時、内臓と刃先、そこに手の位置が近いため力を入れやすいのだ。

彼女は今年4年目の教員生活を迎え、受験生の担任となった。
きっと今までよりずっと大変になり、泣くことも増えるだろう。
でもきっと、超えた山の分だけ成長し、その自信がピカピカと輝くと思う。
包丁も同じ、何度も使い何度も砥ぎ、使えば使う分だけ手入れする。
そして、新品の輝きとは全く違う「使いこなされた輝き」を持つのだ。


私の小出刃包丁も4年目。
まだまだ使いこなし、独特の味が出るのを楽しみにしている。


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