cucin amica

父のぶどう

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私の実家には、小さな小さな小さな(3回言うほど・・)ぶどう棚があり、
父が毎年、適当に面倒を見ている。
葉の落ちる冬の時期は、放っておかれ、
芽吹き始めると、関心を持たれ、実がなり始めると大切にされる・・・
そんな風に父らしい育て方をされた「ぶどうの木」も、
十数年経ち、年々甘さの増した実を付けるようになった。

果物大好きの父は、
自分の育てたぶどうを、何よりも過大評価し、  
昨年は自作のワインを作った。
そしてその仕上がりに、またまた過大評価し、
家族で試飲会となった。。
電話で何度も「うまいぞ!上手く出来たぞ!」と言うため、
どんだけ美味しいのだろう・・・と期待して行ったのだが、
まったく美味しくなかった。
酒好きの姉はひとくち飲んで渋い顔をした後、
「自分で作ったものは美味しく感じるからね・・・」と、
長女らしく父に気を使う。
そのくせ、ちゃっかり違う酒を開け始めているではないか!!

誰が飲んでも美味しくなかったそのワインを、
父は大切にし、わざわざラベルまで作っていた。

その後、何度か実家に食事に行く度に勧められた「父ワイン」。
「車だからさ・・・」などと断った。  すまんねっ

今年も美味しいぶどうが鈴なりだ。
やはり、ぶどうのまま食べるのが一番!
残ったぶどうたちが、また「父ワイン」にならないように、
私は毎日、せっせとぶどうを食べている。








 

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