cucin amica

お師匠さんのチーズスフレ

DSC00372-1.jpg

休みの日。
お師匠さんと外ランチをし、車で自宅まで送る。
「寄って寄って。ケーキを焼くから」と言う。
お言葉に甘え、おじゃますることに。


寒く冷え切ったリビングに、マッチが擦られ、灯油ストーブが焚かれる。
その上に大きなやかんがのり、ゆっくりと沸くのを待つ。
お師匠さんの台所はいつもピカピカだ。
朝早くに待ち合わせし、出掛けたと言うのに、
器一つ残っていない洗いかごには、清潔な花ふきんが一枚掛けてある。

私はお師匠さんが料理をする姿を見るのが、とても好きだ。
こんなに料理好きな人を、私は他に知らない。
どんなに手間のかかる料理でも、包丁はリズミカルな音を出し、
すりこぎ棒は小気味良く回った。
慣れない道具や繊細な料理に手間取る私を、
お師匠さんは一度も叱ることなく励まし褒めてくれた。

初めて習った先生が、ものすごく厳しい先生だったら・・・
今の私は無いと思う。  なんと言っても打たれ弱い・・・笑
油が跳ねれば「大丈夫?熱くなかった?」と言い、
固い根菜の皮むきを、いつも手伝ってくれる。
気難しさの欠片もなく、全く威張ったところがない。
私はお師匠さんのそんな姿勢を、
料理以上に受け継ぎたいと心底思っている。


二杯のお茶を飲み、
やかんに継ぎ足した水がもう、シュンシュンと音を立てる。
習ってみたい料理や、難しい下準備の質問をしているうちに、
手製の「スフレチーズケーキ」が出来上がった。
「熱々も美味しいのよ」と切り分けてくれたケーキは、
甘さ程好く、ふわふわの優しいお師匠さんそのままの味がした。








 

↑レシピブログに参加しております。
クリックよろしくお願い致します!









スポンサーサイト

SEO対策:さいたま市 SEO対策:西区 SEO対策:料理 SEO対策:パン