cucin amica

いつものドーナツ。

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 『罪悪感にかられて日々を疎かにしないでください。
 不謹慎という言葉を恐れて人を笑顔にするのを忘れないでください。
 どんな仕事であれいつもと同じ事を淡々と続ける事が日本の力になります』


ふと目にした言葉に心を奪われ、誰の言葉だろうと読み込んでいくと、
陸上選手の為末大さんの言葉でした。
大災害となった巨大地震に慄き、
錯綜する情報に恐怖で煽られ、惑わされる。
そんな現状に嫌気がさし、
必要以上に大げさに報道するワイドショーを消し、
それでも情報が気になるから・・・と、ラジオを点ける。


買占めを止め、節電に努める・・・
ただただ静かに過ごす事が、今の自分にわずかに出来ることだと思い込んでいました。
いつもの日常をひとつやろうとする度、
「被災地の人に比べたら・・・」と、思い直し、色々なことをやめる。
それは一見、正しい行為に見えるけど、
ふと、いつもの自分をあまりにも見失っているようで驚く。

そんな中、為末選手の言葉を見つけた。
私は、日々を疎かにし過ぎていたのだ。
大好きな糸井重里さんも言ってる。
「元気な人は、元気でいなければダメだ!」
本当にそうなのだ。

私は、8日振りにパンを作った。
たんまりたんまり粉を捏ね、
自然発酵に努め、電気使用の無いガスでドーナツを作った。
一番最初に揚がったドーナツをキッチンで立ったまま食べる。
フワフワの生地に甘いドーナツシュガーが美味しかった。
たった数日間の事なのに、
やわらかく平和な、いつものドーナツの味が懐かしかった。

ひたすら揚げ続け、近所の子供に配り、オットの実家へ自転車で行き、
そして、わずかなドーナツを持ち、
久し振りに友人とカフェでお茶を飲んだ。
友人は言う。
「お店をやってるみんなにも生活があるもんね!
 持ってるお金を使って、日本の経済に貢献しなきゃ!」
いつも明るい彼女はそう言った。
本当にそうなのだ。
被災しなかった人たちにも生活がある。
みんなが家にこもり、「外食なんて贅沢だ!」を決め込んだら、
どんどん日本がダメになる。

もちろん寄付をする。それは絶対だ。
だからこそ、元気な人が働いて、お金を稼ぎ、出来る限りの寄付をする。
日本の国力を上げ、人間も動物も笑顔になる生活を取り戻さなくてはいけないと思う。


cucin amica タルティーヌ教室は、
4月再開しますよ!
生きていることを、今まで以上に感謝し、
また一緒の食卓を囲めることを喜びたいです。
再開まで約10日間。
私は私の日常を取り戻し、私に出来る事を務めます。
どうぞみなさんも、元気にお過ごし下さい。








 

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