cucin amica

made by grandma ♪

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母の日にちなんで、母のことを書こうと思う。
最近、生徒さんに「ブログで登場するお母様は素敵な方ですね」と言われる。
お母様・・・この言葉に全くしっくり来ない私の母。 
そんなことを言われると、「ええ!この記事読んだ??」と聞きたくなる。
とにもかくにも、うっかり者の極みのような人だ。

私と待ち合わせをしては、店の前で待つ私の前を自転車で通り過ぎ、
着付け教室に行くと出掛けては、着付け道具一式を忘れ、
書道教室に行くと出掛けては、曜日を間違え、
お掃除当番だ!と慌てて出掛けては一週間ずれ・・・

そんな中、姉は幼い頃からとてもしっかりしていた。
母がうっかり者のため、生活の中で身に付けた知恵と言うものを持っていた。
小学2年生の姉と1年生の私。
母と一緒に出掛ける際、買ってもらった電車の切符を母に預けたことが無い。
3人のうち、いつも切符を失くすのは母だったのだ。
幼い私たちは、母に切符を預けるよりも、自分の小さなポケットの中の方が安全と信じていた。
改札口を出て、振り向くと鞄の中をガザガザと切符を探す母がいつもいた。
今思い出しても、本当に笑える光景だ。

そんな母にも長所がある。
好きなことに対して「ひたむき」なことだ。
愛犬アニーが、年老いて寝込んだ時、
ほとんどの習い事を辞め、介護に挑んだ。
そんな時でも、楽しむことをいつも心掛け、
何十年振りかの洋裁に燃えた。
横たわるアニーの横で、出来ることを見つけたのだ。

母の洋裁熱は日増しに膨らみ、
その「ひたむき」さはすごかった。
うっかり者のため、裁断を間違えては、また布を買いに行き、
前身頃と後ろ身頃を間違えて合わせ、
出来上がったワンピースの柄の「枝にとまった鳥」の姿は、逆さ吊りになっていた。

それでも母は諦めず、今ではかなりの仕立屋になった。
初孫「いろは」の洋服作りに燃え、
今日もまた、初夏らしい服が作られた。


「好きこそものの上手なれ!」母の口癖だ。
料理の学校や留学経験のない私が、
「ちゃんと勉強してないからなぁ。」と、弱気を見せると必ず言ってくれる言葉だ。
情熱はね、知識に勝るのよ!とも言う。
「情熱」なかなか汗臭い言葉だが、本当に勇気づけられる言葉だ。

母は相変わらずうっかり者だ。
あまりに度が過ぎ、おいおい・・と思うこともあるけれど、
リビングで布の端切れや、クズ糸だらけになりながら、
「しつけ糸」を真剣に縫う母のひたむきな姿は、
「好きこそものの上手なれ!」
なかなか見応えがあると思うのだ。










 

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