cucin amica

読めないマーサ・スチュワート

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9つ下の従兄弟は「マサヒロ」と言う。
小さい頃はひょろひょろした体に、にこやかな顔を持ち、
「まーくん」と呼んでいた。

その「まーくん」が、長い海外生活を終え、
我が家に遊びに来た。
その風貌たるや、もはや「まーくん」どころか、
日本人ではなかった。
決して金髪とか、いわゆるB-Boy系(この言い方古い?)ではないのだが、
がっちりとした体形と、髭の感じと、
その物腰全てが、なんだかアメリカ人!なのだ。

オットなどは、結婚式で会ったきりだったので、
迎えに行った駅のロータリーで見つけられなかったと言う。

久し振りに会った「まーくん」は、すっかり話の出来る青年に成長していた。
そんな彼は、私の仕事をいつも尊敬し、褒めてくれる。
臆することなく自分の気持ちをストレートに伝える術を、
彼は異国の地で、習得したのだと思う。
「今日はプレゼントがありまーす!」と、差し出された包み紙は、
一足も二足も早い、「サンタクロース」のプリントがされている。

「やっだ。ほんとアメリカ人じゃん!」
ちゃかしながらも、嬉しい包みを開けると、
それは分厚い料理本「マーサ・スチュワート」だった。
開いてみると、全部英語・・・
読めないマーサ・スチュワート
見るだけマーサ・スチュワート  なのだ。

ほらほら!盛り付けとかの勉強にもなるじゃん!」
「日本のさ、マーサ・スチュワートになってよ!」
独特の慰めと盛り上げ方をする。やはりアメリカ人なのか・・・

そんなわけで、カフェオレを飲みながら開くマーサ・スチュワート。
やっぱり読めないマーサ・スチュワート。
やっぱり見るだけマーサ・スチュワート。
それでも、9つも下の従兄弟がくれるプレゼントは宝物になる。


彼らが帰った後、オットが言う。
「もう、まーくんって風貌じゃないね。」
私も同じことを思っていた。
かといって「マサヒロ!」って呼び捨ては嫌だし、
「マサヒロ君」じゃ長すぎる。
「J (ジェイ)って感じじゃなかった?」
そんな感じだね~~~!などと盛り上がり、
一文字も「J」が絡んでいないのに、
その後、我が家では彼の事を「J」と呼んでいる。


そんなわけで。「本、ありがとう!J!!」   












 

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