cucin amica

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・・・つづき
なんて書きながら、すっかり間が空き失礼いたしましたっ
秋も深まり、庭の紅葉も色付きびっくり!!


陣痛がいよいよ5分間隔になり、産院へ行ったのは夕方過ぎ。
診察してもらうと「子宮口が1.5㎝しか開いていないから、今日明日には生まれないかもね~」とのこと。
ええええええええええ!!
こんな間隔の痛みが今日も明日も続くの~~?と、トホホ顔になる。
一瞬帰らせてもらおうか・・・とも思ったが、優しい助産師さんが入院を勧める。
母と二人陣痛室に入り、「あんなに食べてきたのにね・・・」と話す。
なのにすぐ、夕食の時間になり、ものすごい豪華な夕食が運ばれてきた。
忘れていたのだが、私が選んだ産院はプチセレブな感じで、
とにもかくにも産前産後の母親のケア優先!で、食事は豪華、デザート、エステ付きなのだ。
豪華な夕食を前に、私も母も胸やけがする・・・
駆けつけたオットに食べてもらうことにした。

すぐに産まれないのか・・・と安心しきり、母とオリンピックを見ていたのだが、
どんどん陣痛の間隔が短くなり、夜9時には2分間隔になる。
痛みもどんどん強くなり始めた。
しかし、こんな時でも私は付き添ってくれる母やオットが退屈ではないかと気になる。
妊婦さんの中には「心細いから手を繋いでもらったの」などと可愛いことを言う人もいるが、
私の場合、陣痛の度にベッド脇の鉄パイプをギュ~~と握るのが一番だった。
あんな怪力じゃオットの腕が折れてしまう・・・
そして思ったのだ。
出産て、自分と赤ちゃんの二人だけの戦いなんだわ~~~、と。
そんなわけで、いよいよ生まれる時には助産師さんが連絡してくれるとの事のなので、
母とオットには帰宅してもらった。
暗い陣痛室で、心細くないと言ったら嘘になるけど、
なんだか集中力が湧いてきたのだ。


カーテン越しの隣の妊婦さんは、私より早くこの部屋に居る。
助産師さんとの話では、旦那さんは海上自衛隊でハワイから船で帰国中・・・
お産には間に合わないと話している(←盗み聞き!!
一人なんて心細いだろうな~~と、他人の心配をしてる場合ではないのだが、
なんだか同志の様な気持ちが湧いてくるのだ。

なるべく大きな声は出したくないものの、痛みから「ウー。」と言ってしまう。
そんな時でもさすがプチセレブ産院!
「お夜食のパンナコッタです。ここに置きますね~」とお世話係さんが持ってきた。
おいおいおいお~いっ
こんな時に食べれる人いるの??と心の中でツッコミを入れる。

深夜1時を過ぎ、陣痛は1分間隔で痛みがどんどん激しくなる中、
隣の妊婦さんがナースコールで助産師さんを呼んでいた。
「お!いよいよか!うらやましいぜっ」と耳を澄ましていると、彼女が言うのだ。
「痛み止めって、もらえますか?」
エエエエエエエエエッ
痛み止めがあるの?!私も欲しいっ!絶対欲しいっ!
と、隣のベッドで耳を澄ます。
「ありませんよ~。もう少しで赤ちゃん会えますからね~。頑張りましょうね~」
・・・そりゃそうだ。
この時の会話は、後に同室になった彼女と爆笑のネタになった。

深夜2時過ぎ。
連絡を待ちきれず、心配になったオットと母が現れる。
以前と全く雰囲気の変わった私に驚き、汗を拭いたり背中をさすったり・・・。
しかし、会話をする余裕はすでに無く、
ただ「パンナコッタ食べていいよ・・・」と言っただけ。食べ物の事が気になり過ぎる。笑
オットの登場と共に現れた助産師さん曰く、
思った以上に子宮口が開き、お産が順調だと話している。
陣痛が1分間隔になり、激しい痛みがあるものの、
私は眠くて眠くて仕方なかった。
想像をはるかに超える痛みの中でも、その痛みの無い方の1分間に気絶のように眠ってしまう。
普通の人は、痛みの無い1分間に、次に来る激痛の1分間を恐れ、
身体が硬くなり、お産が進みにくくなると言う。
ところが私は、その1分間を怖がるどころか眠ってしまう・・・。
この睡眠が体をリラックスさせ、お産がどんどん進んだと、後に助産師さんが話してくれた。
その様子を見て、オットは「のび太のような寝つきの良さが、まさか出産で役立つとは・・・」
と、しみじみ感じていたらしいのだ。

しかし。
陣痛と言うのは想像を絶する痛みだった。
「あの人も・・・あの人も・・・こんな痛みを経験したの??」と、
色んな人たちが頭を過ぎり脱帽の思い。
「今度会ったときは帽子を取ってお辞儀をしよう」と本気で思いながら、
朝方6時に、監獄と言う名の陣痛室を脱出し、
私はいざ!分娩室へ!!
オットが背中をさするたびに、ゲロを吐くと言う大失態を繰り返し(笑)、
「ゲボ袋」を持たされ分娩台へ上がった。

そして、驚くほど早く産まれた。
息んだのは8回。たった4セットの息みで登場した凛太郎。
私もオットもあまりの早い登場に心底驚いた。
小さな小さな凛太郎は、まるでお米の神様のような風貌だった。



                    いやいや~。長い文章で失礼いたしました~。

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