cucin amica

バスク料理 タラのコロッケ

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幼い頃、母が愛読していた「暮らしの手帳」。
そこに掲載されていたバスク地方料理の数々。
何度も何度もテーブルに並んだ味だ。
嫁いだ私たち姉妹が「母の味」として、
自分の家庭でも作る料理のひとつに「タラのコロッケ」がある。

バスク地方と言えば、フランスとスペインの両国にまたがり、
そこで暮らす人々は自分たちのを「バスク人」と呼び、
美味しい物をこよなく愛し、その豊かな暮らし方が、
現在も多くの雑誌や料理の特集になっている。

写真は「タラのコロッケ」と呼んでいるが、本当の名前を忘れてしまったと母は言う。
我が家では北海道産の真鱈を使用するが、
バスク地方では干しタラを水に戻してから使うらしい。
茹で上げたホクホクのジャガイモマッシュし、湯通ししたタラを合わせる。
少々のバターとブラックペッパーを忘れずに。
焼く直前に薄力粉を纏わせ、たっぷりのバターとオリーブオイルで揚げ焼きにするのだ。

本場ではトマトソースやチリソースを合わせるらしいのだが、
なぜか幼い私たちは、中濃ソースとウスターソースを合わせたソースで食べるのを好んだ。
今も、その食べ方が一番美味しい!と恥ずかしながら思っている。
わざわざチリの効いたトマトソースを合わせてみたが、
やはり・・・ソースに手が伸びてしまうのだ。
なので、正確には「バスク料理」とは言えない。


今夜は美味しい「洞爺のじゃがいも」を使って。
凛太郎の分は小さ目に。
バターは使わず、オリーブオイルのみで。
いつか大きくなったら、きっと中濃&ウスターソースで食べるんだろうな。
そして少々間違った「バスク料理」が、新たな歴史を重ね、
また「母の味」になる。
なんだかおもしろい。




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